パリ トラベル ブック Capture 3 煙突の街へ

PARIS TRAVEL BOOK Capture3 : 煙突の街

 今回、値段、時間ともにフィットしたのはベトナム航空、ハノイ経由です。空港でのフォーはものすごい期待外れでしたが、スムーズな乗換時間でした。時差ぼけしないコツはひたすら寝る。なのですが、どうしたわけか上手に睡眠がとれなくてちょっと焦るわ。さぁ、機上の人になった私は6月のパリへ!

パリの美しさは煙突だと私は思う。様々なかたち、キノコのように整列した姿。見飽きない。
うだつのような壁の上に並ぶキノコたち

Day 1 初日のドキドキが快感に変わる。

 出発前は、いつも緊張しますね。忘れ物ないかな、あれ入れたっけ?と何かと不安。そんな時も基本の基本、飛行機のチケット、パスポート、お金。これだけあればなんとかなる。忘れた!は荷物が軽くなった!と同意語だと思うこと。不便も楽しい、それが旅行です!

 国際線は最低でも2時間前には空港に到着するように。

オンラインチェックインとか座席とかのお話

 エアラインから出発日前にオンラインチェックインのメールが来ていました。少しでも早く搭乗手続きが出来るならと面倒くさがらずにやりました。ちなみに席は予約の際に前もって決めておきました。航空会社によっては座席指定も有料の場合もあります。格安の航空券でやった~と思っていると、カスタマイズのための追加料金があったりします。表向きのプライスだけで決めないようにしたいですね。複数人の場合は要注意かもしれません。隣同士で座れないなんてこと、オンシーズンには実際に起きている話です。

個人的には、6時間以上はトイレのことを考えて通路側を選びます。あ、エコノミークラスでの話です。

 

 目的地に夜の到着は出来るだけ避けるようにしています。もし夜着なら送迎のサービスも考えると良いと思いますが、到着の空港ってけっこうやること多いので、出来るだけ余裕のある時間が望ましいと思っています。同様に出発もあまり早い便は避けます。前泊が必要となると、ホテル代など日本を出る前の出費も馬鹿になりません。プライスはトータルで計算することもポイントですよ。

フライト情報と忘備録

 今回は、値段と時間を加味して選んだのはベトナム航空でした。

出発6月8日(日)羽田発 16:35 ハノイ到着 20:05 (乗換) ハノイ発 23:20 CDG(シャルル・ド・ゴール)到着 翌7:00

 

 そして、旅の準備は出発日当日の朝が一番いい。朝から使った順に荷物に入れて行くと、無駄なく荷物がまとまる。今回は夕方便なので、3時間前到着を目指してもお昼過ぎに着けばOK。楽チンです。

 途中の乗り換え時間は約3時間、外には出られないけど、多少のフライトの遅れにも対応できるし、ちょっとしたお茶の時間、お買い物が好きな人は、ここでも免税品が買えます。お土産というより、現地で消費するものが良いと思いますけどね。

 

 到着は翌朝、定刻で着いたとしても、なんだかんだで1時間。8時過ぎれば、空港は機能しているはず、到着時に空港でやることはけっこう多い。しかも、ゆっくりと焦らずにやりたい。ホテルには多分、10時か11時。どうですか?いい感じです。

 

 ※ ここで注意するのは、到着日です。行く先によっては、翌日にならずに同日になったりします。この時差による日付の違い、けっこう予約日間違える人っています。最近は簡単にポチれるから却って間違いやすい。便利は不便です。プランニングの時、ちゃんと紙のカレンダーに自分で記入するというアナログ行為でほぼ防げますよ!

Day 2  パリ到着 空港は便利の玉手箱

 ほぼ定刻でCDG(シャルル・ド・ゴール)空港に到着。ハノイでのセキュリティ検査では、靴も脱がなくてはならず、パスポートコントロールはすべて機械。メガネもとらないと本人と認識してくれません。私、旅に出ると、首からいろいろなものをぶら下げている人で、ポッケ使用も大好きなので、ここを通るのは本当に厄介です。あわてずに速やかに、焦らずに、でも、なかなか出来ません。ピーピー鳴っています。

 

 到着空港でやることはたくさんありますよ。時刻の確認。サマータイムを実施している国も多いので、自分の腕時計の確認をしましょう。スマホや世界時計は自動で変わってくれますが、設定によってはそのままなので注意が必要です。Wi-Fiの設定も到着の空港で動作確認を。たいていの国際空港では正規の無料Wi-Fiがあるので、椅子を見つけて、ゆっくり座ってやりましょう。その際、日本ではないですから、荷物の管理も忘れずに。トイレは、荷物をピックアップする前に済ませておきましょう。

 

 一息ついたら、お迎えのサービスを付けていない人は、迷わずツーリストインフォに行きましょう。空港のツーリストインフォは便利の宝庫です。

多くの日本人はここを使わないようですが、もったいないですよ。言葉が上手に出来なくても、そういう人のためのお助け場所なんで、片言でも親切度は高いものです。

 

 今回は、例にもれずにマップをもらうこと。スマホの中にあるアプリも便利ですが、紙だと大きく全体を見られて見知らぬ町の理解度が増すってものです。そして重要だったのは、交通カードと街中までの移動の詳細とチケット購入の問い合わせです。

日本の交通系乗車カードと違い、使った分だけ引かれるものではない。市内と近郊なら旅行者には便利。
パリの非接触交通カード ナビーゴイージー

旅行者には必須のナビーゴ・イージーは空港で買う。

 パリ内の移動は、バスも地下鉄も紙のチケットは廃止されたとのこと。ナヴィーゴという交通系のカードを利用するらしい。これが結構複雑で良く分からない。ネットの記事も内容がマチマチで、実際のところどうなのよ!ってトコですが、結論から言うと、よくわからん。で、ツーリストインフォ。こういうのは、絶対に空港で解決しておくべき。だって空港ってなんでもあるものだから。空港から市街地までの方法も、ガイドブック一番正確だけど、実際にその地に立ってみると、勝手がわかならいのが普通。スマホを眺めても方向が良くわからなかったりする。真っ先に頼れるのはツーリストインフォメーションです。

 当たり前だがシャルルドゴール空港は広い!到着してから荷物を取るのにモノレールのようなものに乗って移動。標識をよく見て。

ターミナル2Eの到着ロビーに出ると、探す手間もなく目の前がツーリストインフォ。時間は午前8時過ぎ、3人のスタッフがいて、他にお客はなし。早速「マップちょうだい。」から始める。そして、ナヴィーゴ。一人のアフリカ系の女性が説明を始める。地下鉄、バス、市電が使える。空港バスは使えない、等々。自分の予定は市内中心なので、ナヴィーゴイージーがよさそう。5回、10回、15回分があるって。約2週間はいるし、15回分で足りるかな。で、15回分を購入。バスで市内に入りたいっていったら、ナヴィーゴでは乗れないので、別のバスチケットを買うようにって場所を教えてくれた。

 

 常から言葉が出来ないことは「個人旅行が苦手」の言い訳にはならないって言い続けている。そりゃ、不自由なことも多いけど、言葉が出来なくて旅先で目的が達せられないなんてこともほぼない。なかなか信じてもらえないけれど、今、日本にあふれている外国人観光客、日本語出来なくたってどこにでも自由に旅行をしているでしょ?それが証拠です。自分がしたい、行きたいなど、旅に必要な言葉はそんなに多くない。困ったことがあったら、とにかく何でも聞きまくる、アピールする。スマホの翻訳機能を使う。日本人に足りないのは、そのくらいだと感じている。「行けばなんとかなる」は本当のことだと、行けば本当に気が付くものです。

 とにかく困ること、困ると自分で何とか解決することを実感するものです。その意味でも最初にツーリストインフォに行くのはとてもいいウォーミングアップなんですよ。というわけで、最初はナヴィーゴを空港で買える場所を聞こうと思っていたら、ここで買えるわよ。とその女性はすぐ後ろのカウンターにあるPCへ。あっけないほど簡単に入手出来ちゃいました!

 

 ネット情報ではターミナル2にあるSNCF(フランス国鉄)の駅まで行かなくてはならないみたいだったけど、なんだ、気が抜けるほどあっさりとナヴィーゴイージーゲット!そこから市内までロワシーバスで。2025年6月現在、地下鉄、バスは1回2.5€。市内までのバスは13€。タクシーは73€(右岸)。2~3人の旅ならバスが便利です。治安の面で評判の良くない電車もありますが、まもなく市内まで20分で結ぶ新しい高速鉄道が出来るそうです。もっともオリンピックまでに作る予定が延びているらしいので、実際はいつになるか、予定は2027年と聞きました。

 

ロワシーバスはどうやら約30分おきに運行しているようです。指定席でもなく、座席の数以上にチケットを販売しているようで、混んでいればぎゅうぎゅう詰めです。渋滞で有名なパリですから、40分~50分。それなりに最初のパリの景色を楽しみながら、オペラ座の近くまで運んでくれます。

 

※注)ロワシーバスは2026年2月でサービスを終了しています。

煙突の街 パリへ

パリの美しさは煙突だと私は思う。様々なかたち、キノコのように整列した姿。見飽きない。
煙突の街 パリ

 

 中心地に近づくと、おしゃれな景色が目に入って来ます。空港バスですから心置きなくお上りさん気分でキョロキョロ。もう、中世のままの街並みにドキドキしちゃいます。そして、パリ大好きの理由、かわいい煙突たちも「ようこそ!」してくれています!

 

 パリは二度目なのですが、1回目はたまたま飛行機が遅れて、乗り継ぎが出来なくなっての24時間に満たない滞在。その時に見たパリの印象は なめこ のような可愛い煙突たち。一目ぼれでした!

 その思いが今回の旅の目的地選びの大きな理由の一つです。本当に不思議な街の煙突の森の景色です。

美しいファサードに屋根に並ぶ無数の煙突が欠かせない。
中世そのままのクラシカルなビルが印象的なパリの景色
空港バスはオペラ座の横が発着所。ランドマークですね。
パリの中心オペラ座

 

 バスはパリの中心地、右岸のオペラ座の横に停まります。着いたら帰りの確認は大事ですよ。

 0時ジャストと30分で1時間に2本、朝の5時過ぎには動いている。大雑把。そこにいたフランス語しか出来ない運転手さんに聞いたのですが、私のフランス語はあいさつ程度。身振り手振りと片言の数字でなんとか。正しくはないかもしれないけど、少なくとも30分に1本はあって早朝から動いていて、乗るときにチケットは買える。クレジットカードもOK。そこまで分かれば上出来でしょう。

 

 歴的的なヨーロッパの景色が目の前に現れると、なんだか映画のセットの中に入ったような気分になる。そのくらい21世紀にあって中世の建物はインパクトがある。

 入り口付近には大勢の人。今日は何かプログラムがあるのかと思えば、殆どの人は団体ツアー客のようです。

どこに泊まるのかってお話

 まだ午前中。のんびりとホテルを目指して歩き始めます。

 そ、ホテル。パリのホテルは高い、1週間以上ならアパートという手も悪くない。ほかの都市に比べてパリは断然に日本人向けのサービスが整っていると思う。パリが好きっていう人がどれだけ多いかと感じる。

 アパートも日本語が通じる予約サイトがあるので、選びやすいかもしれない。

 

 私の今回の目的の一つに、パッサージュの中のホテルに泊まる、というのがあったことと、エレベーターの設備の有無、お部屋のお掃除のことを考えて、アパートは除外しましたが、目的に応じてチョイスがしやすいのも、日本人に人気のパリならでは。サービスの種類もとても多いですね。

 

 お部屋探しにハマりがちな、比較サイトはコマーシャルほどお得ではない。ということは覚えておいて方が良いですよ。ホテルを選ぶのには、まず、ロケーションから。自分のプランに合わせてどこが便利なのか、から入っていこう。例えば、夜遅くなる日がありそうなら、その近くとか、用途によって同じ市内でも場所移動はありです。その際にも荷物の移動が便利なようにプランを組むと良いですよ。

 次に予算ですけどね、あれこれ値段を比較しても、そう得をすることはないと思います。よっぽどのバーゲンとかなら別ですけどね。旅の目的がそのホテルに泊まることであれば、比較サイトもありかもしれませんが、まったく同じ部屋の比較ではないことは頭に入れておきましょう。

 値段の差は、ルームの差にちゃんと比例します。その日の宿を探すのなら、値段交渉は出来ると思いますが、事前にとなるとやはりタイミングが値段の差になります。航空券と同様、ダイナミックプライシングです。それと、値段比較に囚われると沼にはまりますよ。サイトによって税やサービス料が別計算だったりするので、条件を揃えた結果はほぼ変わらなかったり、そもそも同じホテルでも部屋タイプが違ったり、まったく同じ部屋での比較はかなり難しいです。夢中になると1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。まずは、自分の旅にはどこが大事な条件なのか、から入る。ちなみに一番安いとすれば、ホテルへの直予約です。が、いろいろとリクエストしたり、聞きたいこと確認したいことあるでしょ?自分でやり取り出来れば良いけど、結局は信頼できる旅行会社に頼んで、いろいろとわがまま聞いてもらった方がトータルで安くつくということも大いにありです。

さぁ!街歩きスタートです!

歩き始めたパリ、オペラ座からホテルに向かう道にいた二人。チュチュとの取り合わせが絶妙でした!
第一パリ人発見!?

 

 パリについての最初の笑いは、ショーウィンドの前の二人。室内はタバコが吸えないのか、外で雑談。

 

チュチュの前でおっさん二人、取り合わせが絶妙、とってもコミカル。思わずカメラを向けたら、ムッシュ二人は後ろを振り返って、どこうとした。見知らぬ東洋人は、ショーウィドウの衣装を撮りたいと思ったのだろうね。

 

違う違う、チュチュが撮りたいんじゃなくて、チュチュの前の二人が撮りたいんだよ!と私は思わず叫んだ。

 

と、二人は爆笑。笑顔で応じてくれました。私たちも大笑い!最初のフランス語は「メルシー」、面白い取り合わせの1枚から旅はスタートです。個人情報保護のため、お顔はボカシて公開させていただきます!

 

 さぁ、まずはホテルを目指します!